SHE-KIMONO 事業ブランディング

株式会社福岡研明社 様 [IDA福岡]

日本の伝統美を後世へ伝え再生させる、和雑貨ブランド

プロジェクト概要

福岡県福岡市に本社を置き、医療機器の専門商社を生業とされている福岡研明社様が新事業としてSHE-KIMONOブランドを立ち上げました。SHE-KIMONOブランドは、1点1点柄取りが異なる、本物の着物や帯の生地を元につくられたコースター形状の小物商品です。将来的に海外での販売を視野に入れ、まずは国内販売実績をつくるため、新事業ブランディングを実施しました。販路開拓を念頭に、各種分析からユーザー設計、ブランドコンセプト開発、ブランドイメージ作成、店頭ツール作成までトータルでサポートしました。

和雑貨事業のブランド価値を整理する

ビジョンの見える化と現状の共通認識化を図る

事業部担当のキーマンからSHE-KIMONOのビジョンや事業展開、強み、課題、商品情報など、現状をヒアリングするところからスタートしました。将来的には海外展開を見据えていくため、ブランド価値を整える必要があると再認識。ヒアリングやディスカッションを通して共通認識化された情報を分析資料にまとめていきました。

ビジョン(グライドパス)
自社分析(SWOT分析)
ブランドのポジショニング比較
ブランド比較表

本物の着物・帯を使用しているという最大の特徴をどのように魅せるのか、「コースター」という位置付けだけでは価格・機能性の両面で劣るという課題が明確になりました。また、アイデア次第で使い方は広がるものの、伝わりづらいという課題をどのように解決していくかを検討していく中で、競合・ベンチマークとなるブランドとして、「和小物」「伝統工芸品」など、着物を使ったリメイク品に限らないブランドを調査しました。

事業の成長を見据えたユーザー設計とベネフィットの整理

和雑貨を好むユーザー像を4パターンのペルソナに見える化しました。現在の商品にマッチするペルソナの優先順位をつけ、各ペルソナに響くであろうブランドのベネフィットを整理していきました。4パターンのペルソナからメインユーザーとして、暮らしに和雑貨・食器を取り入れることが好きな50代主婦層を設定しました。伝統工芸品好きの富裕層も候補に挙がりましたが、商品力をさらに高める必要があるため、将来的にアプローチしていくユーザーとして優先順位をつけました。

ユーザー設計とベネフィット
ユーザーの優先順位付け

和雑貨事業のブランドコンセプトを明文化する

敷きもの
四季もの
式もの

ブランドイメージをツール展開し、ユーザーとのコミュニケーションを活性化する

ブランドオープンに向けてブランドLPサイト、店頭用リーフレット、営業で活用するPPT資料を作成しました。メインとなるブランドイメージを共通イメージとして反映し、お客様とのあらゆる接点でブランドの価値が伝わるようにしました。各種ツールで用いている写真の品質感にもこだわり、使用シーンを想定して撮影をしました。使い方や商品イメージを伝えるために効果的だったと好評でした。

ブランドイメージ
ブランドLPサイト
店頭用リーフレット
営業用PPT資料

Summary

総括

プロジェクトのスタート時、福岡空港の1店舗での販売のみで販売をしていました。ブランドや商品の強みを伝える販促物、Webサイトもない状態で、商品がどんなユーザーに響くのか、どの部分が魅力的に伝わるのかなど、営業自身もピンときておらず、販路開拓の経験やノウハウもありませんでした。 今回のプロジェクトを通して、ブランドツールが一式揃い、ブランド価値を営業先やユーザーに届ける手段ができたことにより、メンバーが自信をもってSHE-KIMONOの良さを伝えることができるようになったと好評です。また、ブランドの世界観に興味を持ってくださった商業施設からお誘いがあるなど、ブランドは順調に成長中です。今後はさらなる販路拡大にむけて継続的なツール改良を行い、より多くの方にSHE-KIMONOを届けていきます。

Project Member

デザインディレクター Terue Akiyama (福岡)
デザイナー Yukie Omori (大阪) / Saki Okumura (大阪) / Satomi Kurokawa(岡山)
フォトグラファー Yoshie Akagi (岡山)
デザインコンサルタント Yuki Goto (福岡)
アカウントプランナー Saki Kanegawa (福岡)

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