売れ続けるブランドの世界観を再構築したパッケージデザイン
美実PLUS/ 株式会社福楽得 様

小袋菓子の先駆け美実PLUSシリーズをデザインリニューアル
今ではコンビニエンスストアなどで棚として定着した小腹満たしの小袋菓子の先駆けとも言える美実PLUSシリーズのパッケージデザインです。
クライアントの福楽得様は元々珍味カテゴリーをメインに商品展開をしていましたが、売上が落ちてきていた中、お菓子カテゴリーで新たな売上を作るべく、試行錯誤の末に完成したのが「美実PLUS」でした。
リニューアル前のパッケージデザインは店頭での商品の識別性・視認性を担保するため、製品シズルをしっかりと見せるための白い背景、アイテムカラーの看板と上下帯、フレーバーのイラストというシンプルな構成でした。
健気で愛らしいリスが栄養たっぷりのナッツと共に癒してくれる
発売後数年経ち、業界も成熟し競合商品が増えてきたため、改めて商品のブランド戦略の見直しを図ることとなりました。
「自然の実りに美味しさをPLUS」(=美実PLUS)というコンセプトを、リスのキャラクターを用いて美実の森という世界観を作り出しました。
それをパッケージデザインに反映するだけでなく、Webデザインにも展開することによってブランド体験の場を広げ、競合と差別化し、店頭で比較して買ってもらえるように美実PLUSファンの育成を目指しました。
その後、リスのキャラクターがブランドの広告塔として効果的にターゲット層に働きかけており、ブランドサイト上での離脱率も改善しました。
リスのキャラクターは新フレーバーごとにイラストが変わり、店頭を賑やかに彩ってくれます。
飽きのこないパッケージデザインでロングセラーブランドに成長
アイテム数の増加や新商品の発売に伴い、店頭での目新しさやアイテム同士の識別性を担保するために看板や背景デザインにも変化をつけながら飽きのこない、らしさの伝わるデザインを生み出しています。
ラインナップも派生ブランドアイテムを含めると20種類以上に増え、時代に合わせた新商品を生み出し続けるロングセラーブランドに成長しています。
デザインディレクター:種市 雄介(東京)
デザインコンサルタント:岸本 のぞみ(東京)
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